入学考査は受験と違うのか?

◇前回の記述から時間が経ってしまった(いつもの三日どころか一日坊主)訳ですが、ブログを書く時にいつも思うのは、どこまで今現在の状況を書けるかという事だったりします。個人情報がどこからでも見られる状況になってはまずい訳で、そこいらにいるただの人であっても、一寸先は闇、何が起こるかわからないのです。なので、書き残しておくまでに時間がかかり、忘れていくという頓馬な事になっております。本音としては、これから療育を考えておられる小さなお子さんの親御さんが検索ででも拾って何となくぼんやりとでも役に立ったらいいなと思っておりますです。

◇前回の続きはそのうちまた順を追って書いていければ(この考えが大概頓馬である)。

◇さてさて、でさまざまな障害等で小学校や中学校の支援級(横浜市では個別級)に通った後は、どうするのか。日本の義務教育は中学までですから、

「障害児のクラスなんかに入ったら中卒で単純労働するしかないのでは?」

という擬問を持たれる方もいらっしゃいます。実際、通常級(私の経験ではどちらのクラスの話かわかりやすくする為、通常、普通、交流等の言葉を級の前につけています。健常のお子さんであれば、わざわざ区別して話す必要は無いので「子供のクラス」で済みますね)のお母さんに、

「個別級では成績ってどうなるの?」

→文章で書かれますと答える。

「数値で出ないと内申どうなるの?」

→文章がそのまま出ますと答える。

「点数が無かったら高校に入れないのでは?」

→中学の中間期末テストを通常級で受けていればその結果、科目ごとに通常級で授業を受けていればその結果が数値で内申書として高校に行くと答える。

「受験で困らないの?」

→進学したい学校に中学での内申が行く。その後、試験のある学校もあるし、無い学校もある。試験がある学校の方が卒業後に普通の企業で障害者就労しやすいと答える。

等聞かれたりします。息子とその所属しているクラスの疑問を答えるのに抵抗は無く、寧ろ知ってもらえるのはありがたい事です。息子を理解して貰えますし、ベルマーク切ったり掃除したり遊んでるといった表に出やすいイメージを正していただけますですし。

◇で、中学卒業後の進路ですが横浜市の個別級所属の子供の進学先ですが

◎公立高校通常受験→優遇一切無し。内申書試験で決定。

◎公立高校インクルーシブ受験→筆記試験免除。内申書、面接有り。令和2年度入学生からメイン実施。詳しくは神奈川のサイトにて。

◎私立高校通常受験→優遇一切無し。

◎私立高校障害受け入れ高校受験→入学基準は各校毎

◎私立サポート校受験→入学基準は各校毎

横浜市立特別支援高等学校(通称三校。日野、二ツ橋、若葉台の三校)→横浜市の愛の手帳(療育手帳)をB2評価で取得している事。内申書、筆記、面接、運動、試験有り。

続く(続け!)