小学6年生と中学1年生

◇前にも書いたのですが、小学校の個別級(支援級)と中学校の個別級で、先生のおっしゃる事ががらっと変わりました(少なくともうちのぽちぞうとその家族に対しては)。

◇三月の小学校卒業式までは「お勉強はゆっくりで良いんだよ」「お友達と仲良くしてね」「マナーを覚えて守ろう」「出来る事を増やそう」だったのですが、

◎高等部に向けて出来るだけ学力を上げる

◎受け答えがはっきり出来る様にする

◎社会的マナーを身につける

◎公共交通機関を使って一人で行きたい所に行ける様になる

◎バス、電車の料金を理解し、支払い、電子マネー等の支払いが出来る様になる

◎困った時にだれかにきちんと相談出来る

◎自分で身支度を全て行う

◎注意されている時や授業中笑わない

等と色々指導がありました。

◇正直なところ、ハードル上がりすぎだと思いましたよ。勿論、手帳の障害等級(B2)からすれば、ぽちぞうの進路は基本二つです。高等部卒業後、横浜市のSYOUGAISYA雇用制度を利用した企業就労入社率を誇る、特別支援学校(三校)か、高等部の成績結果に合わせて企業就労や障害者作業所に就職出来る養護学校分室です。とすれば、先生からの課題も全くおかしくないのです。

◇つまり、おかしいのは小学校と中学校の温度差です。小学校の先生方に不満は全くありません。六年間の間、複数の先生に見ていただいて、ぽちぞうはちまちまとしたスピードで成長しました。先生方のお仕事は教育であって、中学になると課題が難しくなるから高学年になったら準備しようという事ではありません。

◇と、ここまで書いてきて気がつきました。

『もしかしてこれ、私が悪いんじゃないかな?』と…。

『メインで療育してる保護者が進学したら何が必要になってくるか抑えとくべきじゃない?』と…。

_(┐「ε:)_私がダメでした…。

◇実際、日々のぽちぞうで手一杯でした。後、基本的に怠け者でした。いや違う、怠け者です。