きよーれおぴん

現在、手術の傷がアレルギーを起しているので、月一で病院に通っているのですが、いつも薬を出してもらう薬局がだんだん込んで来て、前回に至っては一時間近く待たされて、もきー!予約した病院で1時間半待たされて、薬局で1時間待たされるなんてやってらんないにょー!という気分になったので、薬局を変えました。
二回ほど使った事のあるところなので、最初の問診表を書かなくてもいい筈だと思って行った所、結婚して名前が変わっているのでもう一回書いて下さいといわれました。がっくり。
さて、その薬局ですが、メインの売りがきよーれおぴんという漢方薬のドリンクらしく、薬局のガラス窓や看板に「きよーれおぴん・れおぴんふぁいぶ・試飲やってます!」と手書きポスターが貼ってあり、そのポスターの数の多さを見るに、それはもうきよーれおぴん大好きっ!というオーラが放たれているのですよ。
一か月分の薬を買って、さあ帰ろうとすると
「お嬢さん、きよーれおぴん飲んでいかない?」と薬剤師のおば様に声をかけられたのです。まるでナンパで気軽にお茶を誘う人の様です。前に飲まされて、口に合わなかったので丁寧に断ると「じゃあ、元気になる薬飲んで行きなさい」と言われたのです。ええ、ええ。薬局の受付には小さな小皿が4個も置いてあり、その全てに剥き出しの謎の錠剤が入っており、【元気になる薬です。お飲み下さい】とメモが貼ってあります。謎です。それも断ると、小さな可愛いパンダ柄のサプリメントケースにその錠剤をつめたものを出して「持って帰りなさい」と。
パンダ柄はみりきてきなのですが、謎の錠剤を持って帰る訳にはいきません。貰ったら、飲まないといけない気がしてしまうのです。
と、そこで救世主が現れました。60代に入ったくらいの老婦人です。老婦人は「これ試してみたいんだけど・・・」とまいくろだいえっとの相談を始めました。ぇぇと、老婦人はまったく太っておられませんが?でもまあ、今がチャンスです。パンダ柄にはひかれますが、謎の元気の出る薬を飲む気はありません。
漢方薬局、来月は何を勧められるのでしょうか・・・。