600円の価値

スーパーをぶらぶらしていたら、販促の方にジュースを勧められた。厳選されたミカンを手もぎして絞った、100%ミカンジュースだそうである。
あちきのポリシーでは買おうかどうしようか、悩まないものはいただかない、である。余計な物を買わない為の保身作戦でもある。なので、ジュースの値段が1リットル600円弱、というのは買おうか悩むにはちょっと高価だった。けれど、販促の方に完全ロックオンされており、しかも、100%ジュースはみりき的な商品なのである。む〜みゅ、値段が高くても美味しければ買うかも知れないではないか、と、己に言い聞かせてみたり。
ごきゅごきゅごきゅ。
にょ!実に美味しいジュースである。ミカンの甘さと爽やかさが強く感じられるけれど、しつこくないのだ。あちきは味を上手く表現出来ないが、とにかく美味しいジュースである。うんうん。
「ミカンの味がとってもするでしょう?」
と、販促の方。確かに。こくこくと頷くと、もう一つ、リンゴジュースも勧めてきた。もう買うしかない。このリンゴを飲んで、どっちを買うか決める。そう、それなら飲んでも問題ないのだ。
ごきゅごきゅごきゅ。
にょ!これも美味しい。リンゴの甘さと酸っぱさが・・・。
う〜みゅ、息子のぽちぞうの為を考えると、リンゴの方が良いかな。薄めて飲ませられるから。
と、いう事でリンゴジュースお買いあげ。高いけど、お店でジュースを飲めば300円はとられるではないか。それより安いではないか!と、脳内論点をすり替えてみました。ぁいぁい。
問題は、あちきの家は、お店どころか大変な乱雑リビングなのです。むみゅみゅみゅみゅ。