疾走、ゴミ回収日

simapu2004-08-20

我が家の地区はゴミ清掃車が収集日の午後にやって来ていたのだが、今週に入ってから午前中にやって来るようになった。収集ルートを変えたのか、お盆て商店がお休みだったりする事が関係あるのかはわからないが、とにかく午前中にやって来るのであるから、午前中に出さねばなるまい。
息子耕介君が生まれて以来、耕介君が日夜産出する紙おむつ爆弾をちゃんと収集日に出さないと、おむつ専用ゴミ箱からあふれてしまうのだ。
ちっち爆弾はまだ良い。メーカーのたゆまぬ努力による驚異の高分子吸収体によって封じ込められたうえで、ビニールで封印されてしまえば恐れるものではない。問題はにゅんこ爆弾である。いくらミルクとお茶しか飲まない生物が産出したにゅんこ爆弾であっても、やはり夏のにゅんこ爆弾は恐ろしい。部屋に置くのが嫌だとしても、暑いベランダなどに置いたら爆発でもしそうではないか。
よって、回収日である今日も朝から爆弾処理を行っていた所(いつもながら導入が長いにょ)、何と我が家のゴミ捨て場所から横浜爽やかさんの曲が流れて来たのだ。
「く!あちきのゴミを受け取らない気ねっ!そんなのお天道様が許しても、あちきは許さないにょ〜!」
急いでゴミ袋をまとめ、何故か泣き出した耕介君を見捨てて、家を飛び出す。回収車は軽やかに横浜爽やかさんの曲を流しながら、次のごみ捨て場に向かっている。逃すかっ!
あちきは走った。妊娠して以来、初めての全力疾走である。しゅた〜んしゅた〜んしゅた〜ん。と、自分のお胸が上下に激しくゆれていることに気がついた。無論、下着もちゃんと着用しているのであるが、まるでアニメに出てくるお胸の大きな女子のようにゆれているのだ。アニメの女子と違うのは、上下互い違いにゆれたりはしてない所だが、あれはありえないゆれなので、同じでなくてかまわない、というか、同じだったら困るし。
疾走の甲斐があって、ゴミは回収され、全力疾走で体力を使い切ったあちきはふらふらと炎天下の下家に帰ったのでした。
家では耕介君が、大泣きという暖かな出迎えをしてくれました。ありがたくなし、ありがたくなし。