ゴルゴライン付

我が息子、仮名ロバート(仮名なので毎回変えてみるのもありかと)を我が妹君ううちゃんは激しく可愛いと言っているのですが、母のあちきからみると、猿から何とか赤ちゃんに進化した生物の外見だと思うのです。いやあ、外見に関しては親ばかには今のところなっていない模様。
さて、そんな仮名アーサーですが、たまに両目の下に斜めのラインが入っているのです。そう、ゴルゴとかいうマンガの主人公の様に。
ゴルゴです。赤ちゃんの癖にゴルゴなのです。そして両親ともに一重で目が細いという遺伝子を見事受け継いだ彼が、眠くなった時の鋭い眼光(単に目がより細くなる)の下にあるゴルゴラインなのです。
あちきはそれはううちゃんにとうとうと伝えました。ゴルゴの何処が見た目可愛いのかと。あちきも母親ですから自分の子供は可愛いです。でもそれは見た目ではありません。親だからです。見た目は普通です。いやむしろ、唇の片側だけあげて笑う事の出来る仮名アルジャナンはかなり凶悪な微笑を浮かべているのです。
俺の後ろにまわるな、といった所ですか。まあ、まわろうにも首も座っていない寝てばかりいる0ヶ月乳児の後ろにまわるのは困難ですが。
しかし目が眩んでいるううちゃんは「可愛いじゃ〜ん」といって憚りません。「男の子だから『うるせえなばばあ』とか言うかもよ」と言っても、「ううちゃんには言わないも〜ん」と言って受け付けてくれません。親ばかという言葉は有名ですが、まさか叔母ばかというものが存在していたとは、初めて知りました。