お届けゆきぽん

お米が切れたので、実家に取りに行くまでのつなぎに2キロほど購入したその日の内に、母から電話があってお米を届けてもらう事になったのです。(昨日の話です)
それにしても、買う度に思うのですがお米って高いのですね。ピンからキリまでありまするが、キリでも結構な金額だし、毎日食べるものだからそれなりに美味しいお米が食べたいなと思うとそれなりのお金を出さないといけないのですねえ。まあ、あちきの味覚がそこまで冴えているかというとわからないのですけどね。気分も味覚にかかわるのでしょうねえ、むみゅむみゅ。
ともあれ、母がお米を届けてくれると言うので、おとなしく家で待機してチャイムが鳴るのを待っていたのです。で、チャイムが鳴ったので、一応ドアホンで「はい〜」と応対すると、
「ゆきです」
と母。ゆきというのは実家の犬で、母が実家の鍵を内側から開けてくれる時に合言葉のように毎回言うので、気にせず家のドアを明けたところ、目の前に真っ黒な鼻面と真っ黒な毛だらけのゆきが母に持ち上げられて所在無くぶらんぶらんとぶら下がっているのでした。
合言葉ではなく、ちゃんと犬を連れて来た母。折角犬まで連れてきたのだからお茶でもゆっくり飲んで行くかと思いきや、
「ぱぱんが待っているから帰るね〜。ぱぱん、寂しんぼうだから」
とちょっと立ち話をしたのち帰宅してしまったのでした。その間、お届けゆきぽんは我が家の一階、お風呂場をうろちょろと見学していた様子。む〜ん、あれか、おねぃちゃんよりも知らない家の探索の方が大切か。
もき〜もき〜もき〜。