主婦の目に見えない生産性

あちきが一方的に見ているサイトに、専業主婦は年金も納めない、生産性も主体性も無い、ただテレビとダイエットにだけ興味をしめす女性の社会進出を阻む存在である、というような記述があった。
書いているのは独身の女性で、ご自分の職業や未来に可能性を持ってチャレンジされている方なのだが、常々専業主婦はイクナイと書かれているのがちょっと残念だ。その方が同じ女性として、叩くだけでなく、見解を変えて見られる時が来るといいなぁと。
で、ですね、専業主婦のボランティアは無駄だ!という主張に、「お金にならない」「職業としてやるべき」「体よく使われている(無料で)」「偽善だ」という理由をつけられているのですが、かつてあちきもおにょれの雑文に書いたのですが、ちょっと寂しいご意見だと思うのですよ。
確かにね、お金にならない=生産性が無い、のかも知れないけれど、公共でまかなえる介護には限度があるし、介護を受ける世帯で出せる資金にも限度がある。偽善だとしても、ボランティアをされている方が満足感が得られ、受けられる方が納得されるのであれば、それは有効な事だと思うのでする。
他にも、家事は所詮お金にならないと。世の中全てがプロになれば、お金がまわってイイ!家事が好きな人は家政婦になればいいのだと主張されている。少なくとも我が家は共働きになったとしても、お金を支払うほどは家事仕事無いかも・・・。今妊娠中のあちきが無理なくやれる程度だし。って、あちきもしかして低スペック主婦?<既に判明しています。
専業主婦になって改めて気が付いたのですが、昼間の住宅街は子供とそのお母さんとお年寄りがメインで外に出られていて、犯罪の抑止にもつながっているのではないかなぁと。例えば、病気やその他で働けない方以外が、み〜んな働いたとして、そのために未就学児のちびっこは幼稚園ないし保育園にみ〜んな預けられたとしたら。小学生以上の学生さんが学校に行っている間は、お年寄りしかいない事になっちゃいますね。
強盗とか、空き巣とか、犯罪がやりやすくなっちゃう。怖い〜。
そういう事を考えると、やっぱりあちきは専業主婦の方はお金でない価値を持たれていると思うのです。
といっても、のんべんだらりとしているあちきには価値が殆ど無いのですけどね。しかもお腹大きくてあまり動けないし。