飛んで飛んで飛んでぇ

今日は自動車の実習だったのですよ。お空は晴天、登らせたまえって、なんで六根清浄かあちきよ。
ともあれ、横浜は青空が広がり、春風が吹きまくってやがられたのです。びぅびぅ。
なので、転んだりしないように、気をつけて教習場の場内を歩いていたら、手元が留守になり、大切な教習原簿とその写し、配車票、それらを入れていたファイルが吹っ飛びました。びぅ〜。
お腹が大きくなっているあちきの動きは、とてものろくて、あのスレンダーぼでぃだった頃の俊敏な動きは出来なかったのです。ええ、ええ、俊敏でしたとも。少なくとも、ユーカリの上でご飯中のコアラよりも機敏でした。
教習原簿は公的な書類で、とてもとても大切なのです。教官のはんこだってちゃんと日付をあわせて入っているのです。無くしたら再発行するのに莫大な手続きがかかるので、近所のコンビニにちょっとジュースを買いに、という時ですら、返却ボックスに入れなくてはいけない品なのです。それが、びゅんびゅんと飛んだのです。うええええん。
振り返った時には、車庫入れのガードに引っかかったり、おされなコース脇の木にひっかかっておりました。ぁぅぁ。
結局、自分では何も回収出来ず、教官お二人の手によって回収され、周囲を見回すと、どう考えてもぢうだいのお嬢さんお坊ちゃんにまで生暖かい微笑で注目されていたのでした。そして、今日の担当の先生に「いやあ、最初っから大変だったねえ」といわれる始末。
気を取り直して教習後、破れたりしてないかな、どきどきと原簿をみると、ばっちこ汚れていました。しくしくしく。これがあちきの公的な書類です。うえええん。何十年も保管されるのです。しくしくしく。