勝負パンツを決定する

へだらな主婦なので、たまにお洗濯をする。大人の二人暮しだと毎日洗濯するほどの洗濯物は出ないので、たまにお洗濯をする。夫の人は出勤にスーツを義務付けられているらしく、私服でない分洗濯物も少ない。ので、たまにお洗濯する。
すると大体2〜3枚のおぱんつ物資を洗濯する事になる。
夫の人の下着物資は量的に豊富な方では無いようで、同じようなおぱんつ物資が順番に洗濯に出てくるのだ。
主に履かれているのは4種類で、いやにつるつるでぺらぺらしたAと、某サン○オの猫柄であるB、奇抜な英語柄のC、グレー一色のD。あちきの中ではDがまともな物資で他はどうかと思われる分類になる。
つまり、夫である某雑文書きの人が浮気などをする場合、相手の女性と道ならぬ関係を結ぶ時、唯一相手にひかれないであろう物資はDのみである。妙齢の女性であるあちきがそう思うのだから、きっと浮気相手もそうだろう、って相手を作るなよあちきよ。
しかしながら、憧れの職場の先輩と道ならぬ関係を結ぶべく、えちぃえちぃホテルに入ったマリコ(仮名)の目に入ったのがねこちゃんであったら、それはもうマリコの中で雑文書きの人は「怪奇猫ぱんつ男」となる訳である。
「と言う訳で、雑文書きの人の浮気勝負おぱんつはこのDとなりました」
「はぁ?何で浮気しなくちゃいけないの?」
マリコがいるからです」
マリコって誰?それ以前に何で勝手に決めてるの?」
「ぺらぺらだとふられちゃうにょ?」
「いやだから、浮気しないって・・・」
ま、Dを着用していたとしていても、上に来ているシャツがへろへろなんですけどね、持っているの全部。