ぽちぞう知能検査を受ける

[ぽちぞう]
◇知能検査を受けました。ぽちぞうの通っている療育施設では、心理評価と言われています。使っているのは田中ビネー式知能検査ですが、施設で行われる検査は一対一の対話式で行われます。筆記が出来ない相手に行われる方法で、1歳なら出来るというチェック項目から始めて、全ての項目が出来ない年齢で終了です。

◇昨年行った結果が手元にあるので、項目のいくつかを紹介します。()内は行った内容です
<1歳級>
 犬探し(イラストの中から探す)
 積み木つみ(2〜3個程度)
 3種類の型のはめ込み
<2歳級>
 動物の見分け(イラストの中から名前を言ったものを指差し)
 トンネル作り(積み木3個でトンネル作成)
 二語文の復唱(「ご飯、美味しい」などを言われた後に繰り返して言う)
<3歳級>
 円を描く(目の前で円を描いてみせ、真似させる)
 小鳥の絵の完成(半分描いたイラストの残りを描かせる)
 短文の復唱(「今日は天気が良いです」などを言われた後に繰り返して言う)

◇昨年の時点でぽちぞうは3歳の項目が一つも出来なかったのですが、今年はある程度出来た様でした。途中で飽きた様子が見られたり、ぽちぞう特有の「伝えたい!今この事を先生に伝えたい!」状態になったり、色々ありましたけれど。

横浜市では自閉症に対して療育手帳を交付していますが、交付の際にこの検査結果が必要になります(過去の日記にも必要事項を書きました)。療育施設に通っていなくても、保健所に交付申請をすると検査機関を紹介してもらえます。勿論申請前に自閉症であるという診断が必要ですので、自閉症かも?という状況の場合はその旨を相談する所から始める必要があります。療育施設では、外来も行っており、受付窓口もあるのですが、書類の申請や他の検査機関などの兼ね合いもありますから、先ず地元の保健所に相談した方がスムーズに進みます。

[ちみぞう]
◇生まれた時からやたらと女性受けの良かったちみぞうですが、成長するにつれて愛想の良さに磨きがかかり、小学生男子の集団に突っ込んでサッカーの真似事をしようとしたり、トレーディングカードに参加しているかのように座り込んだりするので油断がなりません。
さらには、外国の方にやたらと可愛いといわれ、ついにグローバルな可愛い漢としての地位を手に入れたのでした。たぶん。それにしても、見た目はどう見ても昭和のがきんちょで、野武士的な鋭い目つきであり、可愛いというよりもどろくさい顔立ちなのですが、どこが人様の心をつかむのかさっぱりわかりません。親は最高に可愛く見えるのは当然なのですけれどね、うんうん。

◇そんなちみぞうも遅ればせながらもぼちぼち言葉も出て、「でぇんじゃ」「しんかんしぇ」「ほっとせぇ」「きぃーしゃ」「かもちゅ」などとしゃべっております。それにしても、どうして電車だの新幹線だの北斗星だの鉄分満載なのでしょうか。我が家にはちび鉄とぷち鉄がいる状況です。親は鉄じゃないのに・・・。