faxぴ〜ぴ〜

朝から気分がよろしくない。悪いとまでは言わない。よろしくない。
我が家の電話には電話機能しかついていないのだけれど、たまにfaxが送られてくる。当然、送られてこられても受信は出来ない。あちきの脳内に、faxのぴ〜ぴ〜言っている音を解析する能力があれば、内容を再現する事が出来るかも知れないが、一応あちきも普通の人類なので無理だ。
一週間に一回くらい、faxは送られてくる。多い日には10回くらいぴ〜ぴ〜いわして来る。こちらがちゃんと受信していないのを、賢いfax君は察知して、再送信してくるのであろう。fax君の賢さはfaxを設置していない我が家では迷惑である。
電子音、しかもfaxのぴ〜ぴ〜言う音が、耳元で聞かされるのは嫌なもので、しかも気を抜いて「徳田でございます」とfaxに応対してしまったりすると「あちきは機械に声をかけちゃったのか、もっき〜!」とちょっと憤ったりする。機械はあちきの声を聞いてくれないからだ。
しかも、昼間にfaxは送られてくる為、被害者はいつもあちきである。たまに留守電話に入っているが。
たまに間違い電話もかかってくる。実家にいた時よりも多い気がする。といっても、実家にいた時は昼間仕事をしていたからとっていなかっただけかも知れないが、間違いで言われる名前が毎回殆ど一緒なのだ。
恐らく、かつて我が家の電話番号がその名字の方に使われており、その方がfaxを使ってこまめに通信していたのであろう。そして電話番号を未だに生きていると思われてfaxが送られてくるのではないか。確かに電話番号は生きているけどね。
なので、今のあちきのちっちゃな願いは安くてもいいからfaxを設置し、送信相手を確定。faxもしくは電話で「貴方の送っているfax送信先はもうありません」と伝える事なのだ。とはいえ、夫である雑文書きの人は「faxわざわざ買うの勿体無いよね」と言っているので、この願いはいつ叶えられるかわからない。む〜。
今日は朝から5回もぴ〜ぴ〜聞きました。うっき〜!