学校見学時の子供の登校評価の事

◇普通校の見学については全くわからないのですが、養護学校やその分室、特別支援高等学校の見学を生徒連れでする場合、学校の出席はどうなってしまうのかが気になった事があります。
◇長男ぽちぞうは自閉症で癲癇持ちですが、体力だけはしっかりあって、通園から小学校まで無遅刻無欠席、唯一の休みがインフルエンザで出席停止の為、休みにならなかったという強者です。
養護学校の入学考察はあまり出欠席を重視しない様ですが、特別支援高等学校(通称特支)と養護学校分室は出欠席がかなり重要視されると聞いています。これは卒業後の進路の問題で、どちらも企業就労を目指すので元気に毎日出勤出来るかの指針になるからだそうです。
◇ぽちぞうは療育手帳の判定B2の中でも、下限ぎりぎりのB2なので、入学考察でB2上位の生徒さんと比較された場合、出席状況と普段の様子で点数を稼ぐしかありません(多動で叫んだりするので、愛想の良さや素直さでの勝負になりそうですが…)。
◇そんな訳で、平日に行なわれる学校見学の為の遅刻と早退はどう扱われるのかが気になって先生にお聞きしたところ、学校見学の為であれば出席扱いになるとの事。寧ろ子供を連れてどんどん見学に行きまくって下さい。といわれました。ただし、見学時も様子を見られますから騒がない様に、と。デスヨネ。

レシピ覚書◇炊飯器タコ飯

simapu2018-07-05

◇材料◇
お米:2合
蒸蛸:200g位
枝豆:冷凍鞘付き200g位(生でも良いです)
醤油:大匙1と1/2
味醂:大匙1と1/2
出し汁:炊飯器の2合メモリ分(400cc程)

◇手順◇
1:出し汁を用意する。昆布鰹節で煮出して取る。出汁パックを煮出して取る。等、手間と時間にあった方法で用意。多めに取ってお澄まし、味噌汁等を一緒に作ると良いです。

2:お米を研いで笊にあげておく。

3:枝豆を鞘から出しておく。

4:蛸をやや薄めに切って塩で揉んだのち、水洗いして水気をきる。

5:炊飯器にお米を入れてから出し汁を二合の目盛りまで入れる。

6:醤油と味醂を入れてざっと混ぜる。

7:蛸と枝豆を入れて炊飯開始。(炊き込みモードがあればそれで、無ければ通常炊飯モード)

障害児のデイサービスの事

◇デイサービスを利用しているというと、大概「介護してるの?」という反応をいただく。確かに、近年ご老人向けのデイサービスは増加しており、そのサービス内容は施設への送迎、外出の送迎、入浴介助、余暇活動、食事介助等、多岐に渡って行われていますが、我が家の場合、役所のカテゴリでは児童になるぽちぞうが受けているサービスになります。
◇役所での手続きは『障害児通所施設への支援給付』となっています。この場合児童といっても12歳まででは無く、少年とされる18歳までサービスを受ける事が出来ます。
◇ぽちぞうが未就学児だった頃も、障害児の一時預かりサービスの利用を勧められたのですが(母親の負担が大きかった為)、施設の数がとても少なく、予約開始日に即、より障害の度合いが重いお子さんの予約でいっぱいになってしまう状況でした。
◇それから数年で横浜市の障害児通所施設の民営化が進み、現在はどこの区にも多くの施設が出来ました。ぽちぞうもとても良い施設に通えるようになりました。
◇殆どのデイサービスで送迎を行なっており、看護士さんも常駐されているので、まだ使われていない方に聞かれた時にはご検討をお勧めしています。費用ですが横浜市の場合、市民税の納税額によって支払いの上限額が決まっています(その他に実費が必要)。
◇通所施設の活動も施設ごとに異なるので、通所ご検討の際には活動内容のチェックも是非なさって下さい。

義務教育後の自閉症長男の為に

◇日本国は中学校までは誰にでも行ける権利があるわけですが、現状、最低学歴が高卒、高専卒、等以上でないと就職時に選択の幅がかなり狭くなってしまう訳で、そうなると個別級(支援級)で太平楽に過ごしている長男ぽちぞうは行くあてが無くなってしまいます。
◇そんな個別級在籍のぽちぞうの進学先として、小学校五年生から養護学校養護学校分室、特別支援高等学校、サポート校の見学のお知らせがどんどん入って来ています。来ている、と言っても、学校を経由して配布され、公立の学校は学校経由で申し込みをしないといけないので、親がぼんやりしていると年間に二回程度の説明会を逃してしまいます。
◇公立の学校は療育手帳(横浜では愛の手帳)や障害手帳が無いと入れませんし、定員がありますからここが良い、で入れる訳ではありません。ありませんが、ぽちぞうの手帳等級では入れないであろう学校も『とにかくお母さんのやる気です、全部見学して下さい』と言われています。
◇基本的に全ての学校が『親の姿勢』にも判断基準があるそうで、子供を責任持って学校に通わせる事が出来そうである、とか、生活感があり人に良いイメージを与える、とか、子供を良く見ていて学校活動に協力を惜しまない、などという様子が無いと入りにくらしいです、がーん。
◇何で親までという理由も聞けば納得のいく話です。要は、障害児は健常児と比べると通学するという事自体がストレスとなりやすい。高等学校は卒業後の生徒のほとんどが就職をするので、きちんと通勤出来るという人物になる為に、親のサポートが重要となるからなのですね。
◇入れないであろう学校も、全てチェックし、子供の事をサポートしようとする親の生真面目さを体現する。まあ、この先どうなるかはわかりませんし、色々やっておく事に越したことはありませんね、うんうん。

気がついたら年明け更に

◇何だかばたばたぐたぐたしているうちに、年末になり、円形脱毛症になり、入眠障害になり、年が明け、誕生日を迎え、花粉症がこんにちはして来ました。むっきー。
◇のんびりな小学校個別級と違って、中学校の個別級では入学の時点から進路の話をされます。いきなりふるすろっとるー。公立の特別支援高等学校か、養護学校分教室か、養護学校か、私立のサポート校か、私立の支援学校か、私立の支援級か、等々。
◇特別支援高等学校入学の為に、最低限出来ないといけない事をクリアして、親面接、面接をクリアしても、その後何とくじ引きが待っているのです。普通の高校受験なら高い得点順に合格なのに、入学基準を満たしたのちにくじ引き、いきなりの運試し。高校ではなく、公立の支援学校なので、点数順ではなく、先ず就職に向けて中学卒業時点で入学に値する能力を持っている人を受け入れる為、定数よりも合格ラインを超えている人数が上回り、結果くじ引きとなるのです。
◇中学校の先生方も色々対応して下さるのですが、高等学校は義務教育では無いので、とにかく親が積極的に動かないと進まない。面談の時も「サポート校(私立で選択肢が多く入りやすい)はお考えですか?」と一番初めに聞かれました。確かに公立のみだと落ちた時、新年度まで時間が無く大変になってしまうのです。とはいえ、サポート校は私立、当然入学金や授業料が公立に比べて割高になりますし、公立に比べると就職に向けての取り組みや授業施設構成は劣る事が殆どです。他のお母様方と話しても、特別支援高校が人気なのです。

制服とベルト問題

◇一気に寒くなったのですが、長男は半袖一枚、次男はアンダーシャツとシャツと上着を着て外に出ます。同じ季節とは思えません。
◇長男ぽちぞうは、ずーっと暑がりで、冬でも「学校やお店はエアコンをかけるから」と半袖半ズボンでした。インフルエンザ等の脅威を半ば脅しレベルで数年言い続け、やっと移動中に薄い長袖の上着を着用する様になったのです。長い長い戦いでした。
◇ぽちぞうの制服ですが、以前聞いた話では、割増料金を払えば前ファスナーでは無く、ゴムに出来るという事だったのですが、今はメーカーでやっていないと断られてしまいました。
◇となると、ベルトをしないとズボンが落ちてしまいます。普通のベルトを練習したのですが、うまく嵌められずこれでは着替えのたびにパニックを起こしたり、大幅な時間を取ってしまいます。
◇という訳で、大人用の前の開け閉めのいらないゴムベルトを使っています。子供用は店頭でも見かけるのですが、大人用は介護用品の通信販売で選ぶ事が出来ます。
◇楽出来るところ、工夫で何とかなる所は、無理しないでストレスの少ない方法を、で、毎日何とかなっています。

横浜市療育まとめ(ぽちぞうの療育過程)

◇ここで一回、自閉症、知的遅れあり、療育手帳判定B2、ぽちぞうの療育の流れをまとめ。
◇一歳半健診で言葉の遅れを相談。一歳半の時点では個人差が大きいので、詳しい判定は2歳になってからと言われる。保健所で行われている『言葉の遅い子の教室』に参加する。奇声、絶叫、逃亡、等確実に目立つ。可愛い。
◇2歳のなってから発達心理科の先生に診ていただき、自閉症疑いと判定される。この時点では単語の発語も無く、コミュニケーションも取れない為、知能指数は測れず。療育センターの療育コース『たまごクラス』に通う。療育手帳取得。可愛い。
◇たまごクラスと並行で観察、可能な検査を経て、療育センターの通園資格を得る。可愛い。
◇療育センターの年少〜年長の週五通園に在籍。通園クラス週ニ、週三、週五のコースがあります。通園バス、給食、遠足、お楽しみ会などあり。可愛い。
◇小学校の個別級。可愛い。
◇中学校の個別級。可愛い、が大きい。
横浜市の場合、各区毎に療育センターがあります。どの療育センターにも通園があります。療育センターは直接申し込み出来ますが、小さいうちに保健所に相談しておくと、相談担当の職員さんが付いてくれて、どうすれば良いか教えてくれます。